ヘッドホンに関するレビューの前提
これからヘッドホンのレビューを書く予定があるのですが、その前提となる音楽再生環境等について整理しておきたいと思います。
ポータブル機器での音楽再生を前提とします。気軽に、手軽に、いつでも音楽が楽しめることを目的としています。
これは、日々の通学や通勤の時間によく音楽を聴いていた筆者の生活スタイルに合っているからですが、同様のリスニング環境にある方も多いであろうと思います。
また、ポータブル向きのヘッドホンは据え置きのオーディオとの組み合わせでも使用でき、用途が広いということもあります。
ただ、据え置きのピュアオーディオ機器との組み合わせを前提とするようなヘッドホンでも、ポータブルヘッドホンアンプを併用することでポータブル機器での再生でも十分に性能を発揮することができるようになりますので、本当に良いと思えるものは取り上げていきたいと思います。
音楽再生機
音楽のジャンル
- J-POP
- J-ROCK
- アニソン
- 洋POP
- 洋ROCK
- クラシック
- JAZZ
- その他なんでも
再生機器については、以前はピュアオーディオに傾倒して高価な単品コンポを所有していたこともあるのですが、主に経済的な理由で処分してしまいました。
オーディオは、本当にお金のかかる趣味なのですよ。安定収入・高収入でなければ続けられません。機器だけの問題ではないです。それを置くスペース、音楽を鳴らす空間(家なり部屋なり)などを整える費用(防音など)に、家賃等。いくら好きなものでも自分を取り巻く様々な状況がうまくマッチしていないと、続けられません。
この問題は、オーディオだけでなく、パーソナルシアターなども同様でしょう。
私はあきらめました。
その分、多くのコンテンツに出会うことができ、いつでも音楽を楽しむことができるようになり、結果的に良かったと思っています。
ヘッドホンに限っても、値段はピンキリなのですよね。2000円程度のものから数万円、数十万円のもの物まで。
音質は、基本的には値段に比例して上がっていくのだと思いますが、1万円から3万円前後で頭打ちの感じもあります。それを超えると、音質の違いはあっても良し悪しの違いではなく、聞く音楽や組み合わせる機器との相性というか適正というか、そういった違いのような気がします。
それに、経済的に余裕があって高価なピュアオーディオコンポを取り揃えられるなら、高価なヘッドホンをそろえるよりも、しっかりとしたリスニングルームに高音質のスピーカーを設置して聞いた方が満足できるのではないかと思うのですよ。
そんなわけで、私が取り上げるものは、高価なものでも3万円程度までになると思います。それでも、マニアでなければバカ高いとお思いになるでしょう。私自身、元々はそう思っていましたからね。出来たら1万円未満で「これだ」というものに出会いたいものです。